今回は、毎日新聞に掲載されていた【人気の「Kカルチャー」で観光復活へ 韓国が描く「訪問の年」】の記事を参考に日本のインバウンドについて少し考えてみようと思います。
新型コロナウイルスの影響で巣ごもり需要が高まり、世界的な「韓流ブーム」が起こっている。日本人観光客らを呼び戻すため、2023年から2年間を「韓国訪問の年」と位置づけており、観光客増加策を進めている。K-POPや韓国ドラマの人気が高まり、21年に韓国を訪れた外国人は約96万7000人で、コロナ禍前の19年から約95%減少しているものの、昨年11月からはビザなし渡航再開もあり、外国人観光客の回復傾向にある。観光政策を担う韓国文化体育観光省のチョ・ヨンマン第2次官は、観光客を呼び込むために「Kカルチャー観光イベント100選」を開催するなど、様々な取り組みを進めている。- 毎日新聞- 元記事:https://onl.sc/R4ftacZ
巣ごもり需要によりネットフリックスなどでは韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」 や「イカゲーム」「ヴィンチェンツォ」など人気作品が増え、またK-POPでもBTSを皮切りに海外に韓国コンテンツが浸透しています。このように、韓国の影響を受け、日本ももう少しエンターテイメントを盛り上げて、日本のインバウンドについて考えて行く必要があるという声をよくききます。
この点について簡潔にいうと、「エンタメ分野などで参考にするべきものは参考にして、あまり隣国の情報に踊らされずにインバウンド旅行者が見る日本の本来の潜在的魅力」を再確認する必要があると思います。
インバウンド観光客から見る「日本の潜在的な魅力」を発見する
では、インバウンド旅行者からみる日本の潜在的な魅力って何なんでしょうか?今回は私が英語圏でのメディア事業・越境ECビジネスをしながら感じた一個人の意見として参考にしていただければと思います。
結論からいうと、「日本のありのままの大自然」「伝統・歴史」「日本食」「日本人のおもてなし精神」「アニメ」です。
これらの要素は、他国にはない圧倒的な魅力です。海外の情報をリサーチする前は、個人的にアニメが一番強いコンテンツなのかなと思っていましたが、ここ最近の英語圏で投稿されているYoutubeの日本についての動画を見ていると、日本の「自然・文化・食」のコンテンツがかなり再生数もあり、やはり魅力的な部分があるのだなと再認識させられます。
東京にいる訪日外国人とよく遊ぶ機会があるのですが、日本の「自然の景色・歴史ある神秘的な雰囲気」などをAmazing Japanとして言われることが多いですね。こういった部分は言語化しづらく、日本で当たり前に生活していると気が付きづらいですが、インバウンド旅行者のインタビュー特集を通して、今後理解できる記事を投稿できればなと思っています。
ウェルジャパでは、このようなインバウンド旅行者にとっての日本の潜在的な魅力について発見するようなコンテンツも今後投稿していきますので、今後のインバウンド対策を考えるきっかけになれれば嬉しいです。
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